おはようございます。
東日本統括マネージャーのあさかわです。
『運命を創る』という本を読みました。
戦前の日本で行われていた「修身」という、倫理観や道徳観、人生観を学ぶ授業の一部を収録した本です。
日本人の精神性の一端を垣間見ることが出来る、とっても重厚な一冊でした。
読んでいると不思議です。
講義をされる森先生の言葉がしーんと心に染み込んできて、自然と背筋が伸びてしまうんです。
まるで、私もその授業に参加している生徒の一人となったようで、静かなる巨人、森信三先生が、本当に私の目の前で話しをしてくださっているように錯覚を覚えてしまうです。
私自身、日本の初等教育において、倫理観を養う科目は絶対的に必要であるというのが、かなり前からの持論でした。
その理由は、自分自身の原体験に根拠を置きます。
非常に幸運なことに私は、父や伯父の影響から、小さい頃から歴史が大好きで、人間の行動基軸となる哲学観や倫理観、宗教観には自然と心惹かれる子供でした。
振り返ってみるとその思索の取り組みが、自分自身の価値観や信念の軸を形成して行ったことは疑う余地がありません。
大学で東洋哲学や思想宗教を専攻するようになったのも、この興味のアンテナの行きつく当たり前の選択でした。
以下にご紹介するのが、著書の中で私が最も感銘を受けた言葉です。
「その人の生前における真実の深さに比例して、その人の精神は死後にも残る」
私は、自分自身の精神が、死んだ後にも残っていくようにと本気で思いながら、今を生きています。
まだまだその道は始まったばかりですが、改めて、今を懸命に生きることの重要性を痛感させられる一冊でした。
自分自身と真摯に向き合いたいという方。
おススメです。
本日も満一を支える世界中全ての方々に感謝っ!!合掌っ!!
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